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『問題解決ファシリテーター』と『組織変革ファシリテーター』

■『問題解決ファシリテーター「ファシリテーション能力」養成講座』

僕が「ファシリテーター」という言葉を初めてビジネスの現場で耳にしたのが、5,6年前だ。
ちょうど、その頃、僕の勤務していた会社はリエンジニアリングの真っ最中で、さらに、そのままM&Aに走ったという外資系企業にいた。

いくつかのプロジェクトチームに配属された僕は「ファシリテーター」役をよくやらされた。(「ファシリテーター」の意味もよく分からずに。)

本書『問題解決ファシリテーター「ファシリテーション能力」養成講座』は、まさにその頃の自分に読んで欲しい一冊だ。

実に明快に、かつ、具体的に本書では、「組織のパワーを引き出し、優れた問題解決に導くためにはどうすればよいか」をテーマに、ファシリテーションという新しい概念を紹介していく。

そう、まさにそうなのだ。
チーム、組織の潜在パワーを顕在化するのが「ファシリテーター」の役割なのだ。


また、本書が初心者にも分かりやすいように次の工夫もなされている。


・文章が横組みである。
・解説の文章と、見開きにほぼ一つある図表が互いに補完し合っている。
・用語の定義がきちんとされているため、私のような初心の者にも分かりやすい。
・エクササイズとその解決策という形で解説がされている。
・こうした場面ではこうする、という対応策が、順序立てて解説されている。
・発言者、相手をしっかりと受け入れるという姿勢が強調されている。
・問題解決の主体が組織であるという立場をとっている。


ファシリテーションは、問題解決方法の1つで、「協働・創造」の解決スタイルだ。

組織間の問題など「妥協・調整」、「説得・譲歩」といった解決が行われがちな問題に対して、ファシリテーターが自律的な問題解決を促していくことで、より良い解決方法を導き出すことが可能となる。

本書『問題解決ファシリテーター「ファシリテーション能力」養成講座』では、いろいろな例文を載せながら、ファシリテーションを行うためのノウハウを説明しているので、実に分かりやすく、すんなりと頭に入ってきて、即効性も高い。

経営者から、漠然とした課題を与えられ、課題抽出や課題解決の進め方に困っている方(そう、これが「組織横断プロジェクト」の一番の命題なのだ)、本書の中に解決のためのヒントがあるかもしれませんよ。一読してみてください。



問題解決ファシリテーター




問題解決ファシリテーター―「ファシリテーション能力」養成講座






■上記『問題解決ファシリテーター』の姉妹書として『組織変革ファシリテーター』がある。

こちらは、組織のパワーを最大限に引き出し、大胆な変革を成功へと導くプロセスデザイン、ワークショップ技法など、現場で使えるファシリテーション・スキルを体系化して解説している。
管理職の方、プロジェクトリーダーの方、タスクフォースチームのリーダーの方は、是非、合わせてどうぞ。


成果が出るためには実践しないといけませんが、実践すれば、必ず成果が出ます。


組織変革ファシリテーター




組織変革ファシリテーター―「ファシリテーション能力」実践講座






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